12月 08

インターネットに接続するために、利用されるのが「インターネットサービスプロバイダー(ISP)」と呼ばれるインターネット接続業者です。

インターネット接続業者の主な内容は、インターネット接続サービスの提供としてインターネットへの接続を提供する事を主要なサービス内容とします。その他のサービスとしては、電子メールアカウントの提供、ウェブページ公開用スペースの提供(レンタルサーバサービス)などがあります。近年ではIP電話などのブロードバンド回線を活用した付加サービスも増えてきています。

インターネットがまだ普及していない頃は、インターネットに接続するために様々な方法が存在しましたが、現在ではパソコン購入と同時に、ISPとの契約を済ませてしまうケースが多いようです。そのため、あまりインターネット接続に関する専門知識がなくてもインターネットに接続することができます。その代表的なものが、家電ショップの目玉商品として登場した「100円PC」と呼ばれる激安パソコンです。

そのカラクリは、ネットブックと呼ばれる低価格パソコンとデータ通信契約を一緒にして販売する抱き合わせ商法です。
100円PCの「100円」というのは、実は頭金になるだけで、実際には「ネットブック本体」、「データ通信カード」、「データ通信の基本料金」の3つをセットにして、複数年の契約料を後で分割で支払う形になります。インターネットに接続すればするほど、後から支払う金額が増えてしまうので注意が必要なのです。よもよも「たった100円でパソコンが買える!」などと勘違いしてはいけませんよ!

11月 12

そもそも「インターネット」っていつ出来たんでしょうか。パソコンもインターネットも当たり前の時代になりましたが、インターネットがどんな目的でいつ作られたかという歴史について簡単にご紹介したいと思います。

インターネットはネットワークのネットワークとして発展してきました。インターネットは、世界中の企業や大学、教育機関等のさまざまなネットワーク同士が相互に接続されることによりできたネットワークのネットワークです。

そもそものきっかけは、今から半世紀近く前の1961年、アメリカのユタ州でテロにより3ヶ所の電話中継基地が破壊される事件が発生しました。この事件により軍用回線も一時的に完全停止してしまいこれを教訓として、米国防総省は従来の電話網に代わる新たな通信システムの研究を始めました。

1964年、電信システムからヒントを得て、情報をパケット(小包)化する事で、いくつかの中継所が遮断されても情報を迂回させて目的地まで伝達されるシステムの研究報告書「分散型通信について」が提出されました。1969年、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)、スタンフォード大学、カリフォルニア大学サンタバーバラ校、そして少し遅れてユタ大学がネットワークに接続し結ばれました。ここにおいて24時間常時つながっているネットワークが運用され始め、このネットワークは構築の指揮をしていたARPA(米国防総省高等研究計画局)にちなんで、「ARPAnet」と名づけられました。

1970年代には、ARPAnetに参加していないアメリカ内の大学や研究所でも同様のネットワークがいくつか作られていき、1980年代には学術ネットワークとして拡大、1990年頃にはアメリカ中のネットワークが相互に接続されました。

10月 23

プロキシ

Archived in the category: 仕組み, 接続

プロキシ(proxy)とは「代理」という意味で、企業や学校などの内部ネットワークが外部ネットワークに接続する際に、直接インターネットに接続できない内部ネットワークのコンピュータに代わって、「代理」としてインターネットとの接続を行なうコンピュータのことを指します。

外部ネットワークに対する接続を一元管理し、内部から特定の種類の接続のみを許可したり、外部ネットワークからの不正接続を遮断するために用いられます。単にプロキシと言う場合はHTTPプロキシを指す場合が多く、HTTPプロキシの中には外部との回線の負荷を軽減するために、一度読みこんだファイルをしばらく保存しておくキャッシュ機能を持つものもあります。

プロキシを利用するメリットはいくつもありますが、インターネット接続の中継点になるのでセキュリティが向上します。例えば100台のパソコンがある場合、インターネットに接続するには100個もプロバイダと契約し、さらにウイルス対策ソフトも100個買っていては費用がかかってしまいます。そこで学校や会社などでは親となるプロキシサーバを用意して100台のパソコンの中継点とし、インターネット接続をサポートするわけです。これならばウイルス対策ソフトも一つで済むので経済的です。

またプロキシは、一度見たページや画像などのコンテンツはプロキシサーバで一時保存されるので、次回表示時に素早く表示されるようになります。プロキシを利用すると、トラフィックも軽減でき、ネットワーク管理も一括して行えるなどの多くのメリットがあります。

10月 06

インターネットの仕組みとして、今回は「プロトコル(protocol)」についてご紹介していきましょう。
まず簡潔に説明すると『プロトコルとは、ネットワークを介してコンピュータ同士が通信を行なう上で、相互に決められた約束事の集合。通信手順、通信規約などと呼ばれることもある。』(IT用語辞典より引用)となります。

もう少しくだけた感じで説明しておきましょう。例えばあなたがインドでDVDをダビングしたいとしましょう。現地のインド人とは日本語での意思疎通ができません。しかし、幸いにもお互い英語が話せたので、二人の共通語である「英語」を使ってコミュニケーションが図れました。やっぱり英語は必須なのですね、チャンチャン!

コンピューター同士が情報の交換を行う ネットワークにおいても同様のことが言えます。他のコンピューターとやりとりする時に、英語のような共通語があれば便利です。この共通語のことを、「プロトコル」といい、先ほどの例では英語にあたります。

ネットワークは、サーバーとクライアントが情報交換して初めてネットワークとして機能します。プロトコルは、その交信の方法を決めるものです。言語には英語や日本語などの種類があるように、プロトコルにもたくさん種類があり、参加するネットワークや利用したいサービスに適したプロトコルを使わないと通信は成立しません。

インターネットで一般的に使われているプロトコルが、「TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)」 で、このプロトコルを共通語にしてネットワーク上の全てのコンピューターがつながっているわけです。

9月 19

インターネットは今やテレビ、ラジオ、新聞、雑誌に次ぐ5番目のメディアとなりつつあります。インターネットは地域や国をまたぎ、世界規模でコンピューター同士を接続した最も大きいコンピューターネットワークのことです。学校や会社などの小さなネットワークも、ほとんどはインターネットにつながっており、ネットワーク同士がたくさんつながった「ネットワークのネットワーク」ともいえるのがインターネットです。

今回はこのインターネットの仕組みについて簡単に説明していきましょう。

インターネットでは、ネットワーク上のコンピュータ1台1台を識別するために、それぞれのコンピューターに「IPアドレス」と呼ばれる番号を割り振ります。インターネットの「住所」のようなものです。広大なインターネットの世界で情報が迷子にならないのは、「IPアドレス」という識別情報があるからです。インターネットに接続されているコンピュータには、それぞれ個別の「IPアドレス」が割り振られています。

「サーバー」は、ネットワーク上で様々な機能やサービスを提供するコンピュータのこと。例えば、メールやウェブといったサービスは、それぞれ専用サーバーの「メールサーバー」や「ウェブサーバー」が提供しています。サーバーは安定して動作することが求められるので、サーバー販売会社から1Uサーバーなどの専用機を購入するのが一般的ですが、普通のパソコンでもサーバーソフトさえ入れればサーバーにできます。

今回ご紹介するインターネット接続方法は、ADSL(非対称デジタル加入者線)を利用したブロードバンド接続方法です。ADSLは、既設のアナログ固定電話回線にデジタル情報を多重化して、家庭や小規模事業所からのブロードバンドインターネット接続に使用されます。従来の公衆交換電話網を経由した従量制通信料金ではなく、月額定額料金で提供される場合がほとんどで、「常時接続」というインターネット利用形態が普及した要因にもなりました。

インターネット用語:「ADSL」
「上り」と「下り」の速度が非対称な、高速デジタル有線通信技術、ならびに電気通信役務のこと。

ADSLの特徴として、通常は「下り(ダウンリンク)」の速度が「上り(アップリンク)」の速度よりも高速に設定されていることが挙げられます。これは、一般家庭のインターネット接続ではウェブサイトへの接続などの用途が主となるため、ダウンリンクデータの容量がアップリンクデータに比べてはるかに多く、ダウンリンクを優先することで総合的にデータ通信速度を高速化するためです。

次に、ADSLの特徴としては電話局からの距離により通信速度が影響を受ける事が挙げられます。これは距離が長くなると高周波帯域が伝達出来なくなるためで、局からの距離が2.5kmを超えると極端に通信速度が落ち、4km以上になるとサービスを受けられないケースがあります。他にも、ADSLモデムはノイズの影響を受けやすいので冷蔵庫やテレビなどの家電製品からは離して設置することなどが挙げられます。

インターネット用語:「モデム」
コンピュータから送られてくるデジタルデータを音声信号に変換して電話回線に流したり、電話回線を通じて聞こえてくる音声信号をデジタルデータに変換したりする「変復調装置」のこと。

インターネット接続の基本中の基本ですが、インターネットの接続方法には、一般電話、ISDN(総合ディジタル通信網サービス)、ADSL(非対称デジタル加入者線)、CATV、FTTH(光回線)などの種類があり、それぞれデータの転送速度が違います。接続料金についても、使用時間によって料金が加算されるもの(従量課金)と「常時接続」と云って一日中繋ぎっぱなしでも料金が変わらない「定額料金」などがあります。

次に、インターネットサービスプロバイダー(ISP)と呼ばれる接続業者との契約が必要になります。たくさんのプロバイダーがありますので、インターネットプロバイダー比較サイトなどを参考に自分の地域では、どのインターネットプロバイダーが比較的契約可能かどうか確認が必要です。

インターネットに接続するには、まずプロバイダー(ISP)に加入する必要があり、加入手続きをすると、インターネット接続に必要な「ID番号」、「パスワード」が記入された用紙が郵送されてきます。(※ プロバイダーによっては「DNSアドレス」設定が必要な場合もあります。)何か不明な点がある場合には、プロバイダーに連絡・確認しましょう。

<ダイヤルアップ接続>
ダイヤルアップ接続とは、インターネットサービスプロバイダーや企業内ネットワークなどが用意している接続先電話番号(アクセスポイント)にダイヤルし、電話回線経由でインターネットや企業内ネットワークなどに接続する方法です。回線は、一般電話網・ISDN網、無線回線では携帯電話、PHSなどが使用され、通信速度は128kbps前後のナローバンドが多くなっています。

パソコンは一家に一台、インターネットはブロードバンドが当たり前というご時世です。
インターネットを使ったことが無いと云う人は、少数派に属するようになってきているかもしれません。老若男女誰でも簡単にインターネットが楽しめるようになっています。

しかし、イマドキのパソコンは購入時にお店の方がインターネット接続事務を代行してくれることが多くなったため、インターネット接続の基本を知らない人の割合がグンと増えてきているように思います。中には、「家の電話線をパソコンに接続すれば、インターネットに接続できるんじゃないの?」という方もいるようです。

ここはもう一度、インターネット接続の基本に立ち返って、インターネット接続の基礎知識をおさらいしておいたほうがいいのではないかと思うようになりました。やはり、インターネット接続の基本を知っていれば、自分で不具合を治すことも可能になりますし、加えて効率的なインターネットの使用方法も身に付けることが出来ます。

まぁ、イマドキのパソコンライフにインターネットは必需品ですし、不具合も減ってあまりインターネット接続に関するトラブルも聞かなくなりましたが、知っておいて損はないはずです。万一の場合に備えて、接続方法の概要を知っておくことはとっても役に立つと思いますよ。(インターネット接続の方法を知ってると、何かと便利に使われて仕事にならない場合もありますが、人の役に立つのは悪い気がしないものです。)