プロキシ(proxy)とは「代理」という意味で、企業や学校などの内部ネットワークが外部ネットワークに接続する際に、直接インターネットに接続できない内部ネットワークのコンピュータに代わって、「代理」としてインターネットとの接続を行なうコンピュータのことを指します。
外部ネットワークに対する接続を一元管理し、内部から特定の種類の接続のみを許可したり、外部ネットワークからの不正接続を遮断するために用いられます。単にプロキシと言う場合はHTTPプロキシを指す場合が多く、HTTPプロキシの中には外部との回線の負荷を軽減するために、一度読みこんだファイルをしばらく保存しておくキャッシュ機能を持つものもあります。
プロキシを利用するメリットはいくつもありますが、インターネット接続の中継点になるのでセキュリティが向上します。例えば100台のパソコンがある場合、インターネットに接続するには100個もプロバイダと契約し、さらにウイルス対策ソフトも100個買っていては費用がかかってしまいます。そこで学校や会社などでは親となるプロキシサーバを用意して100台のパソコンの中継点とし、インターネット接続をサポートするわけです。これならばウイルス対策ソフトも一つで済むので経済的です。
またプロキシは、一度見たページや画像などのコンテンツはプロキシサーバで一時保存されるので、次回表示時に素早く表示されるようになります。プロキシを利用すると、トラフィックも軽減でき、ネットワーク管理も一括して行えるなどの多くのメリットがあります。
インターネットの仕組みとして、今回は「プロトコル(protocol)」についてご紹介していきましょう。
まず簡潔に説明すると『プロトコルとは、ネットワークを介してコンピュータ同士が通信を行なう上で、相互に決められた約束事の集合。通信手順、通信規約などと呼ばれることもある。』(IT用語辞典より引用)となります。
もう少しくだけた感じで説明しておきましょう。例えばあなたがインドでDVDをダビングしたいとしましょう。現地のインド人とは日本語での意思疎通ができません。しかし、幸いにもお互い英語が話せたので、二人の共通語である「英語」を使ってコミュニケーションが図れました。やっぱり英語は必須なのですね、チャンチャン!
コンピューター同士が情報の交換を行う ネットワークにおいても同様のことが言えます。他のコンピューターとやりとりする時に、英語のような共通語があれば便利です。この共通語のことを、「プロトコル」といい、先ほどの例では英語にあたります。
ネットワークは、サーバーとクライアントが情報交換して初めてネットワークとして機能します。プロトコルは、その交信の方法を決めるものです。言語には英語や日本語などの種類があるように、プロトコルにもたくさん種類があり、参加するネットワークや利用したいサービスに適したプロトコルを使わないと通信は成立しません。
インターネットで一般的に使われているプロトコルが、「TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)」 で、このプロトコルを共通語にしてネットワーク上の全てのコンピューターがつながっているわけです。